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ゲーム紹介「セカンドノベル」

PSP用のアドベンチャーゲーム。

高校2年の夏、学校の屋上から飛び降りた、主人公の親友「ユウイチ」。
彼の後を追うように飛び降りた「彩野」。

それから5年後、久しぶりに故郷に戻ってきた、主人公の「直哉」。
そして再会する「彩野」。
彼女は5年前屋上から飛び降りたが、なんとか一命を取り留めていた。
だがまったくの無事というわけでもなく、飛び降りたときの強い衝撃により、記憶が15分しかもたなくなっていた。
しかも自分が何故飛び降りたのかも忘れてしまっていた。

そんな彼女と、久しぶりに母校を訪れてみた主人公。
そこで彼女は、「アヤノ」という少女が主人公の、とある物語を語りだす。
もしかしたら何か意味があるのでは、と思い物語を聞き届けることにする主人公。
しかし彼女の記憶は15分しかもたない。物語を語り終える前に記憶が途切れてしまうだろう。

そこで主人公は「物語」の「あらすじ」を「カード」に纏めつつ、彼女の物語を聞いていくことに。
最初はごく普通の「物語」のように思えたが、それはときに「分岐」をしたり奇妙な結末を迎えたりし、そして―



ストーリーが「分岐すること」すらも話の中に取り込んだ作品。
ただのアドベンチャーと違って、状況によっては主人公(プレイヤー)がその時々で必要な「カード」を提示して彩野が語る物語を導かなければならないことも。故にプレイヤーは、「読み手」であり「導き手」でもあると言える。

ここからは個人的見解になるが、「奇蹟」や「ご都合主義」に頼らないエンディングは評価に値する・・・が、果たして主人公はあれで良かったのだろうか、とも思う。

購入を迷っている方は体験版をプレイすることをオススメします。

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